- 2025年2月10日
副業で収入と可能性を広げる 〜50歳の挑戦〜
副業を選んだ理由
年収が下がった2023年、私は転職ではなく「副業で補う」という選択をしました。
当時の仕事は一つの事業の責任者としてやりがいもあり、職場環境も良好。本業を変える必要は感じませんでした。
もう一つの理由は「暇」でした。
一人暮らしで自分時間も多く、このままだと毎晩飲みに行きそう…という不安がありました。
年収が減った状態で遊び歩けば、お金は減る一方。ならば副業で稼ぎ、生活の質を落とさないようにしようと決めました。

副業を選ぶ際に意識したのは、次の2点です。
- 今すぐできることに着目する
- 好きなことと得意なことを両方活かす
50歳からの副業は、時間・体力・本業との両立が必須条件。
私の場合、動けるのは週末と平日の夜だけ。この条件に合う副業を検討し、次の2つの方向性に絞りました。
副業の2つの方向性

業務委託型 副業(人材コンサルタント会社サポート)
これまでの経験・専門知識を活かし、企業と業務委託契約を結んで収入化するタイプです。
私は友人が経営する人材コンサルタント会社で、研修サポートを担当しました。
主な業務は、研修用ケーススタディの作成や研修当日の運営補助など。
土日や有給休暇、夜の時間を活用でき、短期・スポット型で両立しやすいのが魅力でした。
収入は2〜3か月に一度、2〜5万円ほど。時給換算で約2,500円。本業に支障を出さずにスキルを活かせる、理想的な形でした。
個人発信型 副業(ブログサイト「Be Ambit Life」運営)
興味や人生経験をベースに、自分でコンテンツを発信して収入化を目指すタイプです。
私の場合は、自分で立ち上げたブログサイト「Be Ambit Life」。
このサイト名の由来は、「Ambitious」が意味する「野心的」「向上心」に加え、「欲張りに生きたい」という想いを込めたものです。
短大時代の友人との再会で、「私は欲深い」という言葉が印象的でした。
彼女は「お金の心配をせずにやりたいことを選びたい」と語り、そのために50歳を前に転職し年収アップを目指していました。
私自身も「この年齢まで仕事をしてきたのだから、生活水準は下げたくない」という想いがありました。
年齢や環境に関係なく挑戦し続ける人を応援したい。自分の経験や学びを共有し、同世代の女性が人生をもっと欲張りに生きられるような情報を発信しています。
副業で活かしたスキル

私はこれまでの仕事や趣味で培ったスキルを副業に活かしました。
- WEBマーケティング(広告・アフィリエイト・SEO)
- サイト構築(EC・コーポレートサイト立ち上げ、HTML基礎、画像作成)
- ブランディング
- ライティング(趣味でシナリオを学び、コンクール応募経験あり)
- プロジェクトマネジメント
これらがあったからこそ、業務委託でもサイト運営でもゼロから形にすることができました。
副業にかかるコストと環境構築
副業を進めるために、以下の環境を整えました。
- サーバー・ドメイン契約
- WordPress有料テーマ
- 画像加工アプリ
- SEO分析ツール
- ChatGPT・Canvaなど制作支援ツール
個人事業主化と税金面のメリット
副業を本格化するにあたり、勢いで個人事業主として開業しました。
当初は「売上20万円未満なら確定申告不要だからメリットはないのでは?」と思っていましたが、実際には売上が少なくても確定申告をすることで、副業の赤字分を給与所得と損益通算でき、税金の還付を受けられます。
確定申告は弥生会計などの会計ソフトで手間を軽減できます。最大65万円の青色申告控除もあり、副業をするなら簿記3級程度の知識を身につけておくと安心です。
副業のメリット
- 収入源が複数になる安心感
- 新しいスキルや人脈の獲得
- 定年のない仕事を持てる可能性
- 「自分の時間」を価値に変える充実感
今後の展望と課題

現状、記事更新には想定以上に時間がかかり、立ち上げ当初に予定していた30本に対し、現時点では10本程度。
アフィリエイト広告の設置や収益化施策も、転職活動のために後回しになっていました。
転職活動が終わり、サイト更新を再開しましたが、資格勉強との両立や、自由に進められる副業だからこそスケジュールが後ろ倒しになる課題があります。
今後は、業務委託型で安定収入を確保しつつ、個人発信型で長期的な資産構築を進め、最終的に手取り月10万円アップを目指します。