- 2023年6月13日
50代になると、会社の制度や業績の影響で収入が下がることは珍しくありません。
役職定年、賞与カット、昇給なし…。会社の業績は良くても早期退職の対象となり、辞めたはいいものの良い条件での転職先が決まらないという話は、よく聞きます。
私も例外ではなく、会社の業績が厳しくここ数年で年収はじわじわと下がっていました。
毎年、年末年始に手帳を新しくし、今年の目標ややりたいこと、欲しい物などを書いています。
年収推移や資産の状況もメモしていた私は、下がっていく年収を眺めながら「このままでは将来が不安だ‥」と本気に思ったのは、今年になってからでした。

今までは、多少年収が下がっても副業と株式配当でカバーすれば良いと思っていましたが、このまま下がり続けるとカバーしきれないなと不安に。
マンションのローンを抱えながら、この先10年はどう働くのが良いのかを考えたとき、今の会社では厳しいと判断しました。
そこで取り組んだのが、「50歳からの収入減対策」です。
副業による収入源の確保、転職による年収回復、節税での手取りアップ。
今回はその具体的な方法を体験談とともにご紹介します。
私が取り組んだ「収入減に負けない」4つの対策
1. 「足りない額」を明確にする
まずは、自分が理想とする暮らしを維持するために「あといくら必要か」を計算しました。
手取りで月10万円プラスされれば、趣味・美容・交際費を我慢せず、貯蓄や投資にも回せると判明。
ここから、行動の優先順位が決まりました。
👉 詳しくはこちら:「足りないを知る」から始まる、お金の戦略
2. 副業で収入源を増やす
2023年から副業を開始。研修会社のサポートや、サイト運営(Be Ambit Life)など、自分のスキルを活かした仕事を選びました。
副業は本業に影響が出ない範囲で、かつ継続できる内容にすることがポイントです。
👉 詳しくはこちら:50代女性の副業体験談|スキルと趣味で月+10万円アップを目指す2本柱戦略
3. 転職で年収を回復させる
2024年の源泉徴収票を見て、このままでは危険と判断し2025年3月に転職活動を開始。
50歳での転職は厳しい面もありますが、「成長」と「年収アップ」を軸に活動を進めました。
👉 詳しくはこちら:50歳からの転職で年収を回復する戦略(準備中)
4. 節税&資産運用で手取りを増やす
副業をきっかけに個人事業主登録を行い、経費計上で税負担を軽減。
ふるさと納税や保険料控除も最大限活用し、還付を得ました。
また、配当が得られる銘柄に投資して将来の不労所得も育てています。
👉 詳しくはこちら:節税&非課税制度を活用して手取りアップ(準備中)
まとめ
収入減は誰にでも起こり得る現実です。
実際に私も年収減を体験し、独身でマンションのローンを抱えている私は、とても不安になりました。
大事なのは「気づいたときに、すぐ行動すること」。
一度にすべて完璧にやる必要はありません。
副業、転職、節税、投資…今できることから一つずつ始めれば、必ず未来は変えられます。
-
足りないを知るから始まる、お金の戦略
記事がありません