赤いジュエリーボックスに入った、カルティエのトリニティリング

カルティエで迎えた、51歳の誕生日 - Be Ambit Life

前回の記事「昇格の連絡を待ちながら、私は銀座でリングを探していた」で書いたように、私は51歳の誕生日にカルティエでトリニティを受け取ることを決めました。

注文した時は、まだ職位の見直しが決まっていませんでした。

だから、このリングは「昇格のお祝い」ではなく、50歳で転職という挑戦をした自分へのご褒美として選んだものでした。

でも、その数日後。

上司から評価結果の面談日程メールが届き、あわせて職位の見直しが承認されたことを教えてもらいました。

ご褒美として選んだリングが、本当にお祝いのリングになったのです。

諦めかけた時にとどいたあのメールを見た瞬間は、きっと忘れないと思います。

誕生日まで、毎日が少し楽しかった

誕生日までの間に、先に予約していたハーフエタニティリングを受け取りました。

ダイヤモンドは思っていた以上にきれいで、指にはめるたびに手元がキラキラと輝きます。

仕事中、ふと集中が切れたときに目に入るリング。

会社で仕事をする、何も変わらない日常だったけど、キラキラと輝く手元を見るだけで幸せな気持ちになりました。

でも、不思議です。

やっぱり私が待ち遠しかったのは、カルティエのトリニティでした。

あと何日。

あと少し。

誕生日の予定に「カルティエへお迎え!」と書かれた手帳を眺めるだけで、自然と笑顔になっていました。

誕生日を、自分で素敵な一日にしたかった

去年の誕生日は、彼がお祝いしてくれました。

当時、彼とは毎週会う予定が決まっていて、その日を楽しみに仕事を頑張っていました。

でも今年は違います。

だからこそ、「寂しい誕生日」にはしたくありませんでした。

カルティエへ行く。

そのあと、おいしいランチを食べる。

そんな予定を自分で作ることにしました。

その時、ひとつ気付いたことがあります。

未来に楽しみな予定があるだけで、人は毎日を前向きに過ごせる。

誰かに楽しませてもらうだけではなく、自分で楽しみを作る。

そんな過ごし方もあるのだと思いました。

大切な友人と迎えた51歳

最初は、一人でトリニティを受け取りに行こうと思っていました。

でも、考えているうちに「このカルティエで過ごす時間を誰かと共有したい」と思うようになりました。

声を掛けたのは、20代から付き合いのある大切な友人です。

仕事の悩みを話し、お互いを励まし合いながら、それぞれの人生を歩んできました。

今でも定期的に会い、おいしいお酒とご飯を食べながら仕事や近況を話す。そんな関係です。

カルティエで過ごす時間は、私にとっては特別な体験でした。

だから、この友人にも同じ空間や時間を味わってほしいと思ったのです。

カルティエだけではなく、そのあとにランチも予約しました。

ランチのお店も自分で選んだ素敵なお店です。

51歳の誕生日を、思い出に残る一日にしたかったのです。

51歳の誕生日、カルティエへ

そして迎えた51歳の誕生日。

予約時間に合わせ、友人とカルティエ銀座並木通りブティックへ向かいました。

店内へ入ると、担当の方が笑顔で迎えてくださり、個室へ案内していただきました。

最初に飲み物を聞かれ、お酒好きの私たちはシャンパンをお願いしました。

「お誕生日おめでとうございます。」

そんな言葉をかけていただきながら過ごす時間は、少し照れくさくもあり、とても特別な時間でした。

しばらくすると、トリニティが入った赤い箱が運ばれてきました。

まずは箱を開け、もう一度試着してサイズに問題がないかを確認します。

やっぱりクラシックサイズで正解でした。

そして、「せっかくですから。」と、担当の方が他のリングやネックレス、時計まで見せてくださいました。

不思議なもので、「次のご褒美は時計がいいな。」なんて思ってしまう自分がいました(笑)。

友人にも「着けてみたら?」「これも似合うよ。」
「トリニティは“友情”の意味もあるから、ペアで買っちゃう?」なんて笑いながら話していて、
その時間そのものが楽しくて仕方ありませんでした。

もちろん、時計までは買えません(笑)。

でも、普段なら経験できない時間を味わえたことも、忘れられない思い出になりました。

最後にもう一度トリニティのサイズを確認し、購入手続きを進めました。

手続きが終わると、担当の方がラッピングをしてくださいました。

待っている間、私たちは店内をゆっくり見て回ることにしました。

ショーケースには、美しいジュエリーや時計が並んでいます。

「ネックレスもきれい。」

「この時計も素敵。」

そんな話をしながら店内を歩く時間も、とても楽しいひとときでした。

しばらくすると、丁寧にラッピングされた箱が運ばれてきました。

リボンが結ばれ、赤いシーリングスタンプで封がされた箱は、とても美しく、それだけでも特別な体験でした。

ランチで開けた赤い箱

ランチのお店に着き、美味しい食事を楽しみました。

食事を終え、いよいよきれいに包装された箱をテーブルに置きます。

ずっと手にしたいと思っていたトリニティ。

カルティエの箱を開ける時、この数日間ずっと楽しみにしてきた気持ちが、一番高まる瞬間でした。

ゆっくりとリボンをほどき、箱を開ける。

中には、私のトリニティ。

そっと指にはめると、思わず笑顔になりました。

友人も一緒に喜んでくれて、

「素敵だね。やっぱり似合う。」

と笑顔で言ってくれました。

そして、友人はこんなことを話してくれました。

「正直、ブランドにはあまり興味がなかったけど、今日一緒に来て考え方が変わった。」

「ブランドの歴史や、デザインに込められたストーリーを知ると、みんなが憧れる理由が分かる気がする。」

「担当の方との会話も含めて、この体験そのものに価値があるんだね。」

その言葉を聞いて、私も同じことを思いました。

百貨店や他のお店でも、同じトリニティを買うことはできたかもしれません。

でも、私が欲しかったのはリングだけではありませんでした。

担当の方と過ごした時間。

友人と笑いながら試着した時間。

シャンパンをいただき、誕生日を祝ってもらえた時間。

そのすべてが、このリングを特別なものにしてくれたのだと思います。

だからこのトリニティは、ただのジュエリーではありません。

51歳の誕生日という、大切な思い出そのものになりました。

初めて、自分で高級ジュエリーを買った

今まで私は、指輪やネックレスは誰かからプレゼントしてもらうものだと思っていました。

誕生日や記念日。

そんな日に、大切な人から贈られるもの。

そんなイメージが強くあったのです。

でも友人が以前、こんなことを言いました。

「ジュエリーは自分で買った方がいいよ。」

「彼からもらっても別れたら、なんとなく着けづらくなるから。」

その時は、なるほどと思いいました。

実際、過去にもらったジュエリーは、全部メルカリに出していました(笑)。

でも、今回初めて自分で買ってみて、その意味がよく分かりました。

誰かにもらう嬉しさとは少し違います。

自分で働き、自分で選び、自分のお金で買ったからこそ感じられる誇らしさがありました。

これは、人生で初めて味わう喜びでした。

だからこそ、このトリニティは私にとって特別な存在になったのだと思います。
これから先、自分の指を眺めるたびに、51歳の誕生日だけではなく、こんなことを思い出すのだと思います。

「頑張ったな。」「自分で買えるようになったんだな。」

そして、「これからも頑張ろう。」

次回予告

こうして、私の51歳の誕生日は忘れられない一日になりました。

トリニティを選んだ理由は、デザインや「カルティエ」だからという理由だけではありませんでした。

カルティエの歴史。

100年以上愛され続けてきた理由。

そして、「愛・友情・忠誠」という3つのリングに込められた意味。

知れば知るほど、「このリングしかない」と思うようになりました。

次回は番外編として、カルティエの歴史やトリニティに込められた意味、その魅力を書いてみようと思います。

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