- 2023年6月11日
はじめに
前回の記事では、51歳の誕生日にカルティエでトリニティを受け取った一日を書きました。
今回は番外編として、数あるジュエリーの中から、なぜ私がカルティエのトリニティを選んだのかを書いてみようと思います。
最初は、シンプルに「素敵なリングだな」と思っただけでした。
でも、一生もののジュエリーだからこそ、本当にこのリングでいいのかを何度も調べ、何度も考えました。
そのたびに、「このリングが良いな」と思える理由が少しずつ増えていったのです。
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AIもYouTubeも、「トリニティが良い」理由を教えてくれた

いつもなら物を買うときは即断即決が多いのですが、一生もののジュエリーと考えると、勢いだけで決めたくありませんでした。
「指輪にしよう」と決めてから、まずはAIに相談しました。
年齢や仕事、ライフスタイル、そして「50歳で転職した自分へのご褒美」であることを伝え、「今の私におすすめのジュエリーは?」と聞いてみたのです。
すると、何度も候補として挙がったのがカルティエのトリニティでした。
YouTubeでジュエリーに詳しい方の動画を見たり、実際に購入された方のレビューを読んだり、たくさん情報を集めました。
そこでも何度も紹介されていたのがトリニティでした。
AIでも。
YouTubeでも。
ジュエリーを愛する人が「一生もの」として綴る記事でも。
そこでもまだ、私は「みんなが勧めるから」という理由だけで選ぶつもりはありませんでした。
むしろ私が気になったのは、
「どうして、こんなに多くの人が同じリングを勧めるの?」
ということでした。
これだけ長く、これだけ多くの人に選ばれているのには、ブランドの知名度やデザインの美しさだけでは語れない魅力があるはず。
そう思ったことが、私がトリニティの歴史や込められた意味を調べ始めるきっかけになりました。
カルティエというブランドが、選ぶ安心感をくれた

トリニティについて調べる中で、カルティエというブランドの歴史や魅力について知ることができました。
そして、調べているうちに、あることを思い出しました。
私が初めて自分で買ったハイブランドもカルティエだったのです。
短大を卒業した20歳の春、初めての海外旅行で訪れたイタリアでカルティエの財布を買いました。
ボルドーカラーの三つ折り財布で、その深い色合いに惹かれて選んだことを今でも覚えています。
当時はプラダやルイ・ヴィトンが人気の時代。
今振り返ると、20歳の私がカルティエを選んでいたなんて、少し渋い選択だったなと思います(笑)。
その頃はカルティエがジュエリーを原点とするメゾンだということまでは知りませんでした。
今回、改めてジュエリーについて調べてみると、カルティエは世界を代表するハイジュエラーとして、多くの名作を生み出し、長い歴史を積み重ねてきたブランドでした。
もちろん、それだけで「カルティエにしよう」と決めたわけではありません。
一生ものを選ぼうとしていた私にとって、
「長年ジュエリーを作り続けてきたブランドなんだ」という事実は、
この選択への信頼感をより強くしてくれました。
「このリングを選んでも大丈夫。」そう思えたことは、私の背中を押してくれた理由の一つです。
そしてもう一つ、少しうれしかったことがあります。
51歳になって初めて自分で買った本格的なジュエリーが、20歳の頃に初めて自分で買ったハイブランドと同じカルティエだったこと。
30年以上の時を経て、またカルティエを選んでいたことに、小さな縁のようなものを感じました。
だからこそ今回のトリニティも、「このブランドなら大丈夫」と自然に思えたのかもしれません。
100年以上変わらないデザイン

トリニティは1924年、ルイ・カルティエによってデザインされました。
3本のリングが絡み合うデザインは、100年以上経った今でも、基本のデザインがほとんど変わっていません。
シンプルに「100年変わらないデザインってすごいな」と感動しました。
一生もののジュエリーについて調べる中で、長く愛されているものはたくさんありましたが、
100年以上もの間、基本のデザインをほとんど変えずに世界中で愛され続けているジュエリーは、
私が調べた限りではとても珍しいものでした。
最初は「有名だから持っている人も多いのかな」そんなふうに捉えていたのです。
でも、調べるほどに考え方は変わりました。
100年以上、多くの人に選ばれ続けてきた。
それは流行だからではなく、本当に価値があるデザインだから。
流行に合わせて変わるのではなく、
変わらなくても愛され続ける。
私は、そのこと自体に大きな価値を感じました。
そして、その理由は、実際に身に着けてみてさらに実感しています。
今、着け始めて約3か月。
仕事の日も休日も、ほぼ毎日身に着けています。
不思議なくらいどんな服装にもなじみ、それでいて手元に自然な品を添えてくれます。
100年前に生まれたデザインなのに、今の暮らしにも違和感なく溶け込んでいる。
だから私は、「100年以上愛され続けてきた」という言葉に、今は心から納得しています。
自分の価値観と重なった「愛・友情・忠誠」のメッセージ
トリニティには、
「愛」
「友情」
「忠誠」
という意味が込められていると言われています。
私は、この「忠誠」という言葉を、「信頼」や「誠実さ」として受け止めました。
仕事でも、人との付き合いでも、私が大切にしてきた価値観です。
そして、この3つの言葉を見たとき、ふと思いました。
「愛」「友情」「信頼(誠実さ)」
この3つがなければ、人は幸せには生きていけないのではないか、と。
家族でも、恋人でも、友人でも、仕事でも。
人とのつながりは、結局この3つの上に成り立っているような気がします。
時代が変わっても、人が大切にしたいものは変わらない。
リングに込められた意味を知ったことで、トリニティはただ美しいだけのジュエリーではなく、私自身がこれからも大切にしたい価値観を思い出させてくれる存在になりました。
時代を超えて愛される理由

トリニティの歴史を調べる中で、フランスの芸術家ジャン・コクトーや、モナコ公妃としても知られるグレース・ケリーなど、多くの人に愛されてきたリングだということも知りました。
それぞれ異なる時代、異なる生き方をした人たちが、このリングを選んでいたことが印象的でした。
100年以上、時代を超えて受け継がれてきたこと。
今も。
そして、これから先も。
それぞれの時代で、このリングに価値を感じた人がいる。
だからこそ、「一生もの」として選ぶ意味が、私の中でさらに深くなりました。
「指輪」の形をした人生のエンジン
一生もののジュエリーを探していると、たくさんの人の体験談を目にしました。
転職した自分へのご褒美。
仕事を頑張ったご褒美。
子育てがひと段落した記念。
昇進祝い。
誕生日。
理由は本当にさまざまでした。
でも、読み進めるうちに気づいたことがあります。
みんな、それぞれの場所で頑張っているということ。
環境は違っても、疲れたり、悩んだり、前を向けなくなったりすることは誰にでもある。
そして、そんな自分に「また頑張ろう」と思えるきっかけとして、ご褒美やギフトを贈っているのだと知りました。
それは、私の母も同じでした。
以前、母が「ジュエリーはローンで買っていたの。それを見ながら仕事を頑張ろうって思ってた。」と話してくれたことがあります。
そのときは、あまり深く考えていませんでした。
でも今なら、その気持ちがよく分かります。
私が選んだのは、トリニティというリングだけではありません。
これから先も前を向いて歩いていくための、小さなエンジン。
「また頑張ろう」と思える、自分への贈り物でした。
だから私は、このリングを「ご褒美」で終わらせたくありません。
この先も身に着けるたびに、
「頑張ったな。」
「また頑張ろう。」
そう思える存在であってほしいと思っています。
おわりに
最初は、ただ「素敵なリングだな」と思ったことから始まりました。
でも、調べれば調べるほど、惹かれたのはデザインだけではありませんでした。
100年以上受け継がれてきた歴史。
リングに込められた「愛・友情・誠実さ」というメッセージ。
そして、母から受け取った「また頑張ろう」と前を向く力。
そのすべてが、今の私の人生と重なりました。
それが、私がカルティエのトリニティを選んだ本当の理由です。
明日もまた、朝起きてこのリングを指に通すことから一日が始まります。
これから先も、手元の3本の輝きを見るたびに、自分の歩んできた道を少し誇らしく思いながら、また一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
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カルティエで迎えた、51歳の誕生日
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